介護福祉の主な職場

保育所

●運営

 

保育所は、地方公共団体や社会福祉法人、
民間企業などが運営しています。

 

●対象とサービス内容

 

保育所は、両親共に働いているなどして、
家庭内では保育が十分にできない子どもを対象に
保育を行う施設です。

 

保育所には、児童福祉法に基づいて厚生労働省が定めた基準を満たし、
都道府県知事等が認可した認可保育所と、
それ以外の認可外保育施設があります。
一般的には、あわせて「保育所」と呼んでいます。

 

保育所は、基本的に昼間の施設です。

 

ですが、最近や夜間保育や、一時的に児童を預かる
一時保育も増えています。

 

●関係する資格

 

保育所に関連する資格としては、
保育士、栄養士、管理栄養士などがあります。

乳児院

●運営

 

乳児院は、社会福祉法人や医療法人などが運営しています。

 

●対象とサービス内容

 

乳児院は、家庭問題で養育者がいなかったり、
被虐待時、自身に障害があるなどして、
家庭で養育することができない1歳未満の乳児を
養育するための児童福祉施設です。

 

基本的に、1歳未満の乳児が対象となりますが、
必要があれば就学前まで養育します。

 

乳児院の子どもは、実の親のところに戻ったり、
里親に引き取られたりします。
その後の養育に関する相談援助も行います。

 

●関係する資格

 

乳児院に関係する資格としては、
保育士、児童指導員任用資格、栄養士、管理栄養士などがあります。

児童自立支援施設

●運営

 

児童自立支援施設は、国、都道府県、政令指定都市、
社会福祉法人などが運営しています。

 

●対象とサービス内容

 

児童自立支援施設は、児童福祉法に基づき、
犯罪等の不良行為をしたり、する恐れがある児童を入所、
或いは通所させて、指導を行い、自立を支援する児童福祉施設です。

 

●関係する資格

 

児童自立支援施設に関係する資格は、
保育士、児童指導員任用資格、社会福祉士、
精神保健福祉士、栄養士、管理栄養士などがあります。

児童相談所

●運営

 

児童相談所は、都道府県、政令指定都市、中核市、特別区が運営しています。

 

●対象とサービス内容

 

児童相談所は、児童福祉法に基づき都道府県等に設置される
児童福祉に関する専門機関です。

 

家庭や学校からの児童に関するさまざまな問題についての相談に応じたり、
調査・判定、指導、児童の一時保護等を行います。

 

●職員

 

児童相談所で働くためには、
児童相談所を設置する地方自治体の職員になり、
配属されるというのが原則です。

 

●関係する資格

 

児童相談所に関係する資格には、
児童福祉司任用資格、社会福祉士、精神保健福祉士、
社会福祉主事任用資格、臨床心理士、保育士、
児童指導員任用資格などがあります。

スクール・ソーシャルワーカー

●運営

 

スクール・ソーシャルワーカーは、
学校内で活動するソーシャルワーカーです。

 

いじめや不登校、教師との人間関係など、
悩みを抱える子どもの相談に乗ります。

 

そして、子どもの立場から学校や親との関係を調整するなどして、
援助を行います。

 

カウンセラーが本人のこころの持ちようを変えて
問題を解決しようとするのに対し、
ソーシャルワーカーは周囲の環境に働きかけるという特徴があります。

 

2008年に文部科学省が
スクール・ソーシャルワーカー活動事業を導入しました。

 

そのため、スクール・ソーシャルワーカーの存在は認められつつあります。

 

そして、今後の広まりがますます期待されます。

 

ただ、法制度が整備されていません。

 

ですから、非常勤職員として週に数日派遣されるような
働き方が一般的になっています。

 

つまり、スクール・ソーシャルワーカーのみを生業とすることは、
まだまだ難しい状況があります。

 

●関係する資格

 

スクール・ソーシャルワーカーに関係する資格には、
社会福祉士や精神保健福祉士などがあります。